理解できないことを理解できるという状態に変える6つのヒント



意味を分かってないとおぼえられません。理解したものは覚えられます。「理解」=記憶です。だれだって、「スキャンロン・プラン」「ラップ口座」「信用クランチ」「モアレ」「裏書手形勘定」って単語を聞いて言葉そのものを覚えようとしても記憶しにくいでしょう。

意味を辞書でしらべ、どういう使われ方をしているかをしらべ、実物をみられるなら見てみると格段に覚えやすくなります。

有機的な情報は記憶に残りやすいのです。情報の意味を知ることによって情報を有機的にすることができます。理解すれば覚えやすくなるということは知っていても、理解をするための「方法」は意識しない人が多いです。

「理解法」はとても重要です。理解できないのは「頭が悪いから」、ではなく「理解法を知らない」もしくは「理解法を使っていない」という場合がほとんどなのです。頭の良し悪しではなく、テクニック不足なのです。そしてテクニックは身につけることができます。

理解法を身につけるにはL・ロン・ハバートの本がおすすめです。L・ロン・ハバートの著作には新興宗教がかったものもありますが、学習法の本は名著です。

L・ロン・ハバートの本では、
・誤解語をなくす。( 意味のわからない単語、間違って覚えている言葉を徹底的に洗いだす)
・段階をただしく踏まえる。( いきなり難しいものに取り組まず、基本から段階的にあがっていく)
・実物を見る、触る
の3点が理解のために重要と説かれています。( 立ち読みで5 分で読めてしまう本なので、ぜひご一読を。)この3 点は必ず覚えてください。

他にも、
・図示する。
・俯瞰する。
・イメージを当てはめて理解する。
などといった方法もあります。これらの「理解の仕方」を意識するのとしないのとでは、雲泥の差です。

イメージを使った理解法
私たちは文字情報を必ずイメージに変換してから記憶しています。「携帯」というもの覚える場合、字そのもののみを記憶する人はいません。必ず脳内で「イメージ」を思い浮かべてから覚えてるわけです。

上で書いた、「スキャンロン・プラン」「ラップ口座」「信用クランチ」「モアレ」「裏書手形勘定」という難解単語でも貴方たちの頭の中に入ったときは、適当につくった「イメージ」で覚えたはず。

一瞬なので自分で知覚できないことが多いですが、必ずイメージが頭のなかで一瞬ひらめいているはずです。それは意味合いの似たものか、適当で無理やり当てはめたイメージです。

イメージを強く持てる言葉、たとえば「りんご」、「ねじとナット」、「フォルクスワーゲン」、「忠犬ハチ公」等は覚えやすいでしょう? 人生の中で何回も出てくる言葉でもあるのですが、頭の中に一瞬、はっきりとした絵が浮かぶから覚えやすいんです。

構造や論旨、あいまいな意味のものを理解するのもイメージができれば覚えやすいです。人はイメージができれば一瞬で「理解」します。たとえば・・・
「対流不安定」:
相当温位が高度とともに減少している大気状態のことを対流不安定と呼ぶ。対流不安定のことをポテンシャル不安定と呼ぶこともある。これは、飽和していなければ安定であるのに、大気のある層全体が上昇して飽和した時、不安定が顕在化して、積乱雲などが発達するという意味が込
められている。

「ハイパーインフレ」:
通貨増発にともなって有効需要が急激に増加するのに対して、供給サイドがまったく追いつかず、価格だけが上昇する状態。戦時下で赤字公債が乱発されたケースに多い。第一次大戦でのマルク= インフレがこの例に当り、第一次大戦を負えたマルクの価値は1 兆分の1 の価値になってしまった。

これらを覚えたい場合、イメージができれば一瞬で「理解」し、覚えやすくなります。実際に文章を読んで「イメージ」してみてください。イメージができない場合、まだ意味がわかってなかったり、実物をみたことがなかったりする可能性があるので、よく調べるとよいでしょう。イメージはこじつけっぽくてもOK。

私がためしにイメージすると・・・対流不安定の場合、「ジャックと豆の木がぐんぐん伸びていって、高いところで冷えて、枝が曲りまくっているイメージ。」

ハイパーインフレの場合、「ほしかったPS2が電気屋で高額な値段になっていて、子供たちがガッカリ」しているシーン。

貴方も貴方のイメージを作ってみてください。どうですか? 一発で「理解」ができたんじゃないでしょうか?

法律文を覚えるときでも、建築用語を覚えるときでも、結構この理解法は使えます。こじつけっぽいイメージを使って理解したあとは、より正確なイメージや理解に切り替えていきましょう。



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