複雑なものをどうシンプルなものに変換するか



記憶術で大事なのは、「基礎の作り方」「どう変換するか」「フックをどうすればいいのか」・・・といった「中身」のコツを学ぶことです。それではこれから実際に解説していきます。くれぐれも、読んだだけで「ふーん」と納得して終わるのではなく、10 分でもいいですから、実際にやってみてください。

どう変換(コーディング)するか?
たとえば「平衡定数」という言葉を覚えたいとします。平衡定数という文字そのまんまだと憶えにくいので、変換法でまず別のものに変換します。平衡定数という4 文字では変換しにくい場合は、「平衡」のみ変換してみてください。「平衡」を思い出せば、定数という文字も浮かんでくる、というかたちにします。

「変換」はみなさんもおそらくご存知のように、ものの形をはっきりイメージできる言葉で、より簡単な言葉にします。たとえば・・・
◆ 類似のものに変換。平衡⇒ ツインタワー
◆ 語呂が似てるものに変換、平衡⇒ 平行棒
◆ その物事に付着するもの( たとえば、船ならマスト、車ならハンドル) に変換、平衡⇒ 天秤または平衡感覚から連想を拡大して、平衡⇒ 耳

以上のようにさまざまな変換方法があります。どの方法でも重要なのは、
・わかりやすい言葉に変換する。
・具体的にイメージできるものに変換する。
という2 点です。

それに加えて、できるだけ自分の好きなもの、自分に身近なもので変換すると、より覚えやすくなります。変換というものは非常に重要で、記憶術の半分は変換でできているといっても過言ではありません。



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