覚えたことがパッと思い出せない人におすすめの記憶術



もっとも引き出しやすい記憶とは、シンプルな情報です。「記憶のチャンク数を減らし、最初に思い出すとっかかりをつくる」ことが引き出しやすくするコツです。

たとえば、「壬申の乱は大海人皇子の勝利に終わった」という情報を記憶したい場合は、すべての意味を理解し文意をつかんだあとは、たとえば、「壬申」、「大海人」の2つの部分を集中的に覚え、記憶のとっかかりにするのです。「壬申の乱は大海人皇子の勝利に終わった」という情報をまるごと一気に引き出そうとすると、引き出そうとした時点で混乱してくるので、いつまでたっても記憶に浮かんでこないのです。

ですので、部分のみを覚え、その引き出しやすい部分が浮かぶと、他のものも自然とうかんでくる、という覚え方をするのがもっとも引き出しやすい記憶です。

イメージを作る場合でも、記憶に上りやすいように、チャンク数を減らしてやらなければなりません。できるだけシンプルなイメージにすることがポイントになってきます。

これは結構重要なポイントです。要素がごちゃまぜになったイメージを作ると記憶がぼやけやすくなります。できるだけ突飛にしよう、面白くしようとしてあまりに凝ったイメージを作ってしまうと、かえって混乱して引き出しにくくなります。

たとえば、「ゲゲゲの鬼太郎」をイメージしてみてください。もしかしたら、あなた方は鬼太郎の容姿、住処、目玉の親父やその他まで一気に複雑なイメージを作ろうとしていませんか?

鬼太郎は、鬼太郎を表す、「シンボル的なもの」、もしくは「シンボル的なシーン」のイメージを集中的に作りましょう。これを「シンボライズ」の技法といいます。

シンボル化したイメージはぱっと浮かびやすい、記憶のとっかかりになってくれます。雑然としたイメージはいくら詳細にイメージできてたとしても忘却に飲み込まれていきます。







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