記憶術とは整理術のことだ



さて、次の文を読んでみてください。
『精神現象学』は、最も素朴な知のあり方から始めて、次々に、より一般的な知へと高まってゆく、知の形態を演繹する試みである。最初に意識の対象として現れてくる知( 例えば、「存在」「物」「法則」など) は、具体的に調べてみると、すべて関係性と作用のうちで成り立っているものであることが解る。その関係性とは、最も一般的に言えば、「他者に自己として関係
する」という作用である。これが「意識」や「自己意識」そして「精神」の基本構造なのである。


はっきりいってこの文は難解です。なぜ、難解なのかというと、情報を目にしたとき頭の中で整理ができないからですね。この文がドイツの哲学者のヘーゲルについての文であることが分かると、少しは理解しやすくなりませんか?

テキストが理解できなかった場合は上層が明らかになると、理解、記憶しやすくなります。ためしに整理し、全体を俯瞰してみてはどうでしょう?

ドイツの哲学者
⇒ ヘーゲル⇒ 精神現象学を唱える⇒ 精神現象学とは?
・知のあり方>>> 一般的な知へ( このように演繹する)

最初の知って? ( 存在、物、法則) ・・・・関係性と作用で成り立つ→ 関係性って?
( 他者= 自己)⇒ 意識の基本構造

あなたも自分のやり方で全体を俯瞰してみてください。どうでしょうか?
前より解かりやすく、記憶しやすくなったんじゃないでしょうか? ( 目次を覚
えるのが有効っていうこともよく言われますね)

記憶術は整理術だとを主張する人も多いです。整理することは記憶の形成に非常に役にたちます。また、ノートは必ず「流れ」をつけましょう。単発の情報ばかりを書くと雑然としてしまいます。(混乱は記憶の大敵です)

ノートをマインドマップにするのももちろん効果的。後で記憶術の基礎と変換表を書き込むときに流れがあったほうがやりやすいのです。



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