場所記憶法を有効活用するための4つのポイント



記憶術でもっとも強力なのが、場所記憶です。場所にフックする方法は、もっとも古くからあるシンプルな記憶法です。
・簡単に基礎表が膨大な量で増やせる
・順序ただしく憶えられる。
・体験イメージが容易。

場所記憶法はこのように、たくさんのメリットがあります。欧米式では、確立した技術として、「Roman Room 法」や「journey method( 旅のメソッド)」の2 つがあります。とくにjourney method( 旅のメソッド) は扱いやすく、上達すればRoman Room法に発展させることができますので、まずこちらを学びましょう。

基礎結合法、そしてその一番使える「場所記憶法」を本当に使えるようになりましょう。基礎結合法をつかえれば、試験にかなり有効です。場所記憶法で重要ポイントのほとんどを堅固な記憶として保持できます。

journey method( 旅のメソッド) は「概要」だけはみなさんもご存知かもしれませんが、やり方をここできちんと学んでおきましょう。市販の本では詳しく書かれていない場合も多いので、最初のつまづきの原因にもなりますので。この機会にしっかりおぼえてください。

場所記憶法のポイント
旅のメソッドのポイントをいくつか書いてみます。

・混乱する基礎は避ける。
場所記憶で、一番陥りやすい罠は、ごみごみとした場所を基礎にしてしまうことです。できれば田舎のほうがいいです。(都会暮らしの人はちょっと難しいですが、なるべくごみごみとしていない道や場所を選びましょう。)

初心者はいきなり狭い部屋の中のものから始めず、広い、ひらけた場所を使いましょう。徐々に狭い場所を使いこなせるようになっていきましょう。なんだ、そんなことかと思われるでしょうが初心者はまず場所をどうとるか壁になります。狭い空間にはフックをさせるのが難しいのです。

記憶術の大敵は混乱です。ごみごみすると、混乱しやすくなり、フックしたものがぼやけてきます。ですので、最初はシンプルな場所を使いましょう。

ドミニク・オブライエンはゴルフコースを基礎に使ったりしています。ゴルフコースみたいにシンプルなら混乱はしにくいです。ここまでシンプルな基礎は用意しにくいでしょうが、まずはスポットのはっきりしたできるだけシンプルな基礎を用意しましょう。

最初は、基礎と基礎との間はある程度の距離をとりましょう。5M以上の距離をとれば、基礎がごみごみせずに使いやすくなるでしょう。しかし、あまり極端に離れすぎると、今度は基礎の場所自体がぼやけてくるので、ちょうどいい距離をとりましょう。

スポットをなぞるときは、途中は省略してスポットのみをなぞるので、距離が離れていても大丈夫です。

・道順をノートに取る。
これも重要です、頭だけでやらないように! かの渡辺先生も道順をノートにとっていました。先生ですら道順のノートをとるのですから、初心者の方はぜひ基礎の道、そしてその道に点在するスポットをノートにとってください。

ノートの取り方は、詳細に書く必要はありません。たとえば、道に、ラーメン屋があったとしましょう。それを基礎に使いたいときは、これ以上ないような、簡単なラーメンの絵を書きましょう。ほとんど記号のような。

自分が分かればいいのです。Ⅲ← たとえばこれだけでラーメンが想起できるならそれでOK です。要するに基礎の特徴を捉えようということです。

・必ず、道の右側か、左側かを決める。また、ルートを左回りか、右回りかを決める。
右側、左側を決めないと、基礎が複雑になり不安定になります。目線の位置はあまりあちこちに振らないほうがいいでしょう。混乱は記憶の大敵です。右側、左側にルートを取ると、往復することができます。基礎を2倍に増やすことができるのです。

・必ず、道順に区切りをつける。
五番目、十番目の基礎は何でしょうか? 基礎には必ず区切りをつけましょう。想起しやすいですし、万が一、途中がかけたら、欠けたことに気がつきやすくなります。そして道順全体が磐石なものになるのです。

これまで学んだようにノートに道順を書くようにしておくと、区切りがつけやすくなります。道順に区切りをつけるのは習慣にしないとなかなか身につきません。ぜひ習慣にしてください。



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