イメージして記憶する右脳記憶術



イメージの仕方についてご説明します。

私がいう「イメージをする」という言葉は、「頭の中で見たり触ったりする」ことを指します。なるべく、あたかもその世界にいるようなイメージにしてください。

イメージの世界で見たり触ったりすることは現実の世界と同じように憶えることができます。
たとえば、以下の単語を覚えたいとしましょう。
すいか、ライオン、ノートPC、クレジットカード、ライター。

文字情報だけでこれらを覚えようとすると、頭になかなか入ってくれません。しかし、もし目の前にこれらの物体が存在して、見て、さらに触ったなら、すぐに記憶に焼き付けられるはずです。

文字情報だけだとこうはいきません。現実のモノなら当然そうですが、頭のなかの「想像上のモノ」でも見たり触ったりすることによって覚えられるのです。イメージを「見た」という感覚をつかんでください。ぼんやりと想像するのではなく、はっきりと「見る」のです。

たとえば、あなた方が日々「妄想」するときは、はっきりと映像化したものを「見て」いるのではないでしょうか? あのイメージの方法をそのまま使ってください。

イメージトレーニングの練習は必要ありません。渡辺式や七田式などではイメージ作成トレーニング等をやりますが、はっきりいってあれは意味ありません。貴方がたが日々自然と行っているイメージのやり方が最高であり、それをつかえばいいのです。

強いていえば、リラックスすることがコツでしょうか。無理やり力(りき)んでイメージした場合は、わりと雑念だらけのイメージだったりしますので。世に記憶術というものはたくさんありますが、勉強法を記憶術と呼んでいるようなものをのぞけば、そのほとんどが「イメージ」を使
うものです。

イメージは思い出しやすく、記憶を引き出すとっかかりになってくれます。「イメージ」の記憶術を「右脳記憶術」とし、特殊な記憶術のように区別する向きもありますが、いわゆる一般にいわれる記憶術(欧米式記憶術)は、すべてイメージを使うものです。

「イメージ」を使う記憶術は、別に特殊なものではないです。イメージを使う記憶術を本当に使いこなせるようになったら人生の節目節目(テストや資格試験など)で役にたちます。

しかし、イメージをつかった記憶術は使いこなすのが難しく、多くの方がイメージの記憶術を学んで挫折していきます。

なぜ挫折するんでしょうか? それは多くの専門書は大事なポイントを解説していなかったり、意外に多くの間違いを犯しているからです。

ある本には「驚きや喜びなどの感情を込めましょう!」とかかれてあります。
⇒ 覚えること( 感情) が1 つ増えるだけです。無理やり込めちゃだめです。

ある本には「ビックリするようなグロい、痛いイメージを使いましょう」とあります。
⇒ 復習、想起がしにくくなります。さらに長期記憶への壁となります。嫌な記憶ほど、忘れやすく、勉強の意欲に影響します。

ある本には語呂合わせに無理やりイメージを加えています。
⇒ 語呂合わせ自体は否定しませんが、安易に語呂を使うと雑念だらけのフックをつくってしまいます。

たとえ著名な記憶術の先生の本であっても、丸ごと信用せず、古今東西の記憶術の本をたくさん読んでみることをお勧めします。



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