記憶には集中力が大事!簡単に集中力が手に入るテクニック



「注意したものは覚えられる」というのは記憶術の基本です。注意した情報だけが記憶に取り込まれて定着します。“ ながら勉強” は、記憶の形成になりません。他の事に注意が向けられると、鮮明な記憶はつくられません。後で思い出すことが難しくなります。雑念のなかで勉強をしていると、注意が散漫になり、記憶が定着しにくくなるのです。

そこで集中力が重要になってきます。集中すれば混乱の元である雑念を排除できます。集中してる状態が一番記憶に定着しやすい状態です。記憶術に興味がある方は、他の自己啓発にも興味がある人が多く、集中力トレーニングに励んでいる方も中にはいるかと思います。残念ながら、こ
ういった「人工的な集中状態」は限界があります。集中トレーニングで、一点凝視の集中力をいくら高めたとしても、トランス状態を維持したとしても、それに比例して記憶ができるようになるわけではありません。

それより自然に集中している状態がもっとも記憶に適した状態です。自然な集中状態は集中効果が長時間持続します。試験本番が2~3時間だったとして、この集中状態ならば最後まで勉強してきた実力を発揮できるわけです。

最高の集中力なら、興味をもつことに没頭するだけで簡単に出せます。それは別段トレーニングすることではありません。イメージを頭の中で面白おかしく思い浮かべている状態は、すばらしい集中力が発揮されている状態です。記憶にはその程度の集中力で十分です。

しかし世の中は集中力をつけるためのセミナーや講座が盛んですが、なぜこういったものを教えているかというと、トレーニング自体がプログラムになり、お金になるからですね。速読訓練と同じように長期スパンであいまいな目標のプログラムができるので、長く講座をもてるのです。( 厳しい言い方ですが、実際にそうなので・・・)

それでは自然に集中するためにはどうしたらいいのでしょうか? それには対象に興味を持つことです。対象に興味が持てれば、自然に「注意」し、「集中」します。

そして興味をもつには、目標をもつことです。資格がとりたかったら、受験に合格したかったら、目標を掲げましょう。目標の掲げ方は、ナポレオンヒル方式、宝地図などいろいろなやり方がありますが、効果は人によってまちまちです。これらを試しても飽きてしまって続かない人もいます。

どうしても続かない方は、次のやり方をためしてみてください。
合格したときのイメージを引き出してくれる写真数枚、もしくは合格したときの喜びを文章を用意します。で、それと一緒に勉強日記を書くのです。勉強日記には、今日勉強したことの復習としてのまとめをざっと書き、最後に「この調子で勉強続けるぞ」などと決意の言葉を1 行だけ書きます。

この方法だと、復習の延長上に目標確認をもってこれるわけで・・・結構楽に継続できます。さらに文字で毎回宣言することで、自分を勉強に向かわせるマインドコントロールできます。私は問題集の裏表紙にプリントした写真( 合格証書をもらって喜んでいる予備校の広告写真) を貼り付けて、問題集の空きページに勉強のまとめと決意文を書き込んでいました。

資格試験や学校のテストなど、受動的な勉強は目標が必要です。あなたの勉強には具体的な目標がありますか? なかったらまず目標をつくってください。目標を作って興味を持つ、それが記憶のスタートラインです。

目標をもたないと中期記憶⇒ 長期記憶への移行での大きな壁となってしまいます。( 単に好きだからやっている勉強は、すでに興味があるわけですから問題ありません。)

また、「机にじっとしていられない」という理由で集中力をつけたいという方がいるのであれば、それは大きな勘違いです。「我慢力」と混同されていると思います。我慢力を身につけたいのであれば、やはり運動をして筋トレをする、勉強の習慣を地味にコツコツとつけていくより他にありません。

もしくは机にじっとしていられないのは、勉強がつまらないから( 興味がわかないから) でしょうか。それでしたら、まず目標を設定するのが先です。



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