基礎結合法で大切な基礎の作り方



基礎結合法は記憶術の根幹です。この方法が記憶術のメインです。連想結合や先ほど説明したストーリー結合などの方法はおまけのようなものです。

それでは基礎の作り方を学んでいきましょう。基礎は「絶対に忘れないもの」、「順序のきまったもの」を使います。それに付け加えて、「2 秒以内に思い出せるものを基礎に使う」ということを憶えておいてください。

サっと思い出せる場所しか基礎に使ってはいけません。なんとなく忘れてしまうところは、それはすでに基礎ではありません。ここは重要なのでよく覚えておいてください。

基礎のほとんどは貴方の頭の中にすでにあります。サッと思い出せる場所、それすなわち基礎です。貴方の頭の中にはすでに何億という基礎があります。

たとえば貴方が旅行へ行ったとしましょう。帰ってきて、自分が旅行で訪れた場所、使った道を思い出したときに、サッと思い出せる場所以外は基礎ではありません。ぼんやりとした不安定な基礎を使ってしまうと、基礎ごと対象物を忘れてしまいます。このポイントは、基礎表を作るうえで重要なのでよく覚えておいてください。

1~2 回の復習で3 ヶ月以上保持できる基礎でしたら、新しく作り直すのは可です。試験勉強でしたら、3~6 ヶ月ほど保持できる基礎で十分でしょうから、復習で基礎を増やすこともできます。しかし、新しく作り直した基礎でも、必ず基礎をなぞるといったような「ならし運転」をしてぱっと基礎が浮かぶか確認してみてください。もし「ならし運転」を何回かやってもぱっと浮かんでこないようでしたら、それは絶対に基礎にしてはいけません。

かの渡辺剛彰先生は、司法試験に臨む際、写真をたくさん貼り付けたノートを使用してそれを基礎表にしていました。あなたも、問題集にらくがきをしたり、ノートに絵、写真を貼り付けて基礎表を作ってみましょう。

勉強をするときにいつも使っているノートに少し付け足すだけでいいのです。こうすれば、基礎を忘れることは少なくなりますし、使える基礎の数が何倍にも増えます。

また、シンボル化した“ 変換 “ も同時にノートにとっておきましょう。この基礎や変換を記したノートが試験での決め手になります。



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